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悩み別Q&A

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タイプ2ホルモンバランスが気になるキャリアウーマン

30代後半から40代にかけての仕事を持つ女性は、仕事では責任のある立場を任され、家庭でも子育てや介護に追われるなど、ストレスを強く感じやすい状況にあります。さらにそこに更年期のホルモンバランスの急激な変化が加わることもあり、「布団に入ってもいつまでも眠れない」「夜中に何度も目が覚める」など、睡眠の悩みを持つ人が少なくありません。
この年代の女性の場合、睡眠時無呼吸症候群のリスクは比較的少なく、あったとしても軽症のことが大半です。「良い睡眠」をとるポイントは、自律神経のバランスを整えることが中心になります。特に、夜には交感神経の働きを鎮めて、副交感神経を優位にするような生活習慣を心がけてください。
副交感神経の働きを高めるには、低めの湯温でゆっくり入浴するのもおすすめです。
42度以上の熱い湯での入浴は交感神経を興奮させますが、38~40度くらいのぬるめの入浴は副交感神経を活発にします。夏場でも冷房などで意外に体が冷えていることが少なくないので、季節を問わず、湯船にゆったり浸かることを習慣にするといいでしょう。
ほかにも、ラベンダーなどのリラックスできるアロマオイルをたく、ゆったりとした音楽を聴く、簡単なストレッチをして心身の緊張をほぐす、といった方法も有効です。
ただし、深夜に録画していたドラマを見たり、ネットショッピングやメールチェックなどでIT機器の画面を見続けていると、かえって深い睡眠がとれなくなるので注意してください。コーヒーや紅茶などのカフェインのとりすぎも交感神経を刺激して眠りを妨げるので、寝る前に飲むならノンカフェインの飲料を選びましょう。

40代前後の女性はホルモンバランスの変化によって体の負担が大きいときなので、ノンレム睡眠とレム睡眠の周期である90分サイクルを意識して、少し長めに睡眠時間を確保することも大事です。家族に協力してもらったり、ときには上手に家事の手抜きをしたりして、睡眠や休息の時間をしっかりとってください。

タイプ2の睡眠改善法
  • ・夜は入浴やリラックス法で、副交感神経を優位に
  • ・カフェインのとりすぎに注意
  • ・90分サイクルを基本に睡眠時間をしっかりとる

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