クリニック紹介

クリニックのコンセプト
クリニック設立の背景
睡眠時無呼吸症候群(以下、SASと称す)をはじめ、睡眠呼吸障害は、近年非常に注目されている疾患分野となっています。 SASの有病率を見ると、米国では、重度なもので男性4%、女性2%、軽度のもので男性24%、女性9%にSASの症状が見られました(※)。日本でもSASを代表とする睡眠障害の問題が顕在化し、大きな社会問題となりつつあります。 一方で、実際に検査及び治療できる環境は乏しく、たとえば、大学病院では検査だけでも数か月待ちの状況です。 当クリニックでは最先端の医療機器を取りそろえ、病室の概念を一掃した、清潔で落ち着いた雰囲気の検査用個室にて、睡眠脳波検査(PSG)による睡眠時無呼吸症候群、むずむず脚症候群、レム睡眠行動異常症の精密検査・治療のほか、睡眠潜時反復検査(MSLT)による過眠症、ナルコレプシー等の睡眠障害の検査・治療が可能です。 ※ Young T et al : The occurrence of sleep-disordered breathing among middle-aged adults. N Engl J Med 1993;328:1230-1235 より
クリニックのコンセプト
「寝つきが悪かったり、途中で目が覚めてしまうことはありませんか」「眠気で悩まされたことはありませんか」 「家族からのいびきの苦情はないですか」
睡眠とは、人間が、生命を維持する上でなくてはならないものです。 質の良い睡眠によって一日の疲れを癒し、心身のメンテナンスを行うことで人間は明日への活力をチャージできるからです。 睡眠の質を低下させる代表的なものは「睡眠時無呼吸症候群」「むずむず脚症候群」などの睡眠障害です。 睡眠時無呼吸症候群は、本人には全く自覚がなくても体には大きな負担がかかっており、心筋梗塞、脳梗塞、突然死などの 病気のリスクになってしまいます。 睡眠障害は、正しい診断に基づいて適切な治療を行えば克服することが可能です。 当院は、栄養指導や生活指導等も積極的に取り組み、睡眠に悩んでいる方々が1日でも早く「心から満足できる睡眠」を取り戻すために全力を尽くします。診療は経験豊富な、日本睡眠学会専門医が担当致します。
「咳、痰が長引いていませんか」 「いつもの階段や、坂道で辛くなる事が増えていませんか」
睡眠と同じく我々の生命を維持する上でなくてはならないもの、それは呼吸です。 咳や痰で悩まされたり、坂道や、階段の上り下りで苦しくなったりすることが多くなってきた場合は、呼吸器の病気を疑うことも大切です。 大学病院を中心とした呼吸器内科医師が診療を担当し、肺気腫、気管支喘息、間質性肺炎等の呼吸器疾患の適切な検査、治療を行います。
「自力で禁煙をして失敗した経験がありませんか」
肺気腫、肺がん等の呼吸器疾患のリスクを増加させ、睡眠の質をも悪化させる喫煙習慣ですが、ニコチン依存という状態になってしまうとなかなか自力での禁煙ができなくなります。200名以上の禁煙を成功させた呼吸器内科医師が、禁煙指導を行っております。