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悩み別Q&A

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タイプ4早朝・深夜のシフト制働きマン

夜間のガードマンや運送業、テレビなどのメディアで働く人、飲食店関係者など、深夜の労働を避けられない職種もたくさんありますが、夜間の仕事でも、だいたい毎日同じ時刻に就寝・起床ができる場合は、比較的、睡眠のリズムがつくりやすいといえます。
ただし、ゴールデンタイムの睡眠に比べるとどうしても質が悪くなりやすいので、アルコールやタバコをやめる、肥満の場合はダイエットに努めるなど、睡眠の質を低下させる要因をできるだけ少なくする配慮をしてほしいと思います。また起床が夜明け前だったり昼頃などで、起きたときに朝の光を浴びることができない人は、「光目覚まし時計」を使うのも一案です。これはセットした起床時間に目覚まし音が鳴るとともに朝日のような強い光を発するもので、メラトニンの分泌を補って睡眠リズムを整えるのに役立ちます。
一方、医師や看護師などの医療関係者や警察官、24時間稼働の工場に勤める人など、日勤と夜勤が入れ替わるタイプの仕事では、より睡眠リズムが崩れやすいので注意が必要です。
まず眠るときには、しっかり環境を整えてください。疲れきって帰宅して、テレビをつけながらソファに転がってそのまま寝てしまう……という睡眠のとり方では、良質な深い睡眠は望めません。人間にも動物としての本能があります。眠っている間に音や振動、においなどの刺激が多いと、体は他の動物の接近や環境の異変など「命を脅かす危険がある」と感じ、交感神経を興奮させて眠りが浅くなります。ほかにも太陽光や照明、テレビの光なども、睡眠ではなく覚醒を促してしまいます。寝るときは遮光カーテンを引いて照明を消し、テレビなどの刺激もシャットアウトして暗く静かな“安心して眠れる”環境で、しっかり眠ることを心がけてください。
どうしても眠りたいときに眠れない場合は、睡眠薬を利用する方法もあります。睡眠薬のなかには依存性のあるものや、アルコールや他の薬との飲み合わせに注意が必要なものもあります。睡眠薬を使用するときは病院を受診し、医師に処方してもらってください。

タイプ4の睡眠改善法
  • ・夜間の仕事でも、なるべく毎日同じ時間での就寝・起床を心がける
  • ・暗く静かな「安心して眠れる環境」をつくる
  • ・睡眠薬を使用するときは、医師の処方に従う

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