診療について

検査について

睡眠センター

診療の流れ

初診から、治療を行うまでの流れをご説明します。
当院では、保険診療にて検査ができます。
以下の様に、専門検査にて診断の後、患者様の症状に最も適した治療法を選択致します。

  1. 受付
  2. 問診票、ESS(眠気のアンケート)記載
  3. 医師の診察
  4. 簡易検査(自宅)
  5. PSG 睡眠脳波検査(院内)
    MSLT 睡眠潜時反復検査(院内)
  6. 睡眠医療専門の医師が、PSG、MSLT等の結果を元に診断、治療方針を決定いたします。

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必要に応じて以下の検査を行います。

  • ・血液検査(睡眠時無呼吸症候群の合併症や、甲状腺機能等を評価します)
  • ・胸部レントゲン(胸郭変形等の有無や、呼吸器疾患の評価を行います)
  • ・心電図(循環器疾患、基礎疾患の有無を評価します)
  • ・肺機能検査(呼吸器疾患、基礎疾患の有無を評価します)
  • ・鼻腔通気度検査(耳鼻科疾患、基礎疾患の有無を評価します)

※他の医療機関で治療中の疾患があり、服用しているお薬がある方は、お薬手帳等、服薬状況がわかるものをご持参ください。

診断・治療について

眠気・いびき・無呼吸外来

当院では、睡眠時無呼吸症候群をはじめとしてナルコレプシー、むずむず脚症候群、不眠症、概日リズム障害等の診断、治療が可能です。
睡眠のリズムを整える事は、病気のリスクを減らし健康増進につながります。

睡眠時無呼吸症候群の診断

睡眠時無呼吸症候群の診断に使われるのは、無呼吸低呼吸指数(AHI)という指標です。睡眠中の「無呼吸」とは、「呼吸が10秒以上止まる状態」を指し、1時間に無呼吸が起こる回数を無呼吸指数(AI)といいます。また「低呼吸」とは、呼吸による換気が10秒以上50%以下に低下することで、1時間に低呼吸が起こる回数を低呼吸指数(HI)で表します。
睡眠中の1時間の無呼吸と低呼吸の回数の合計が無呼吸低呼吸指数(AHI)となり、このAHIが1時間に5回以上、または一晩に30回以上ある場合は、睡眠時無呼吸症候群と診断されます。一般的には、1999年の米国睡眠医学会(AASM)による基準が用いられ、AHIが1時間に5回以上15回未満は「軽症」、15回以上30回未満は「中等症」、30回以上ある場合は「重症」とみなされます。こうした無呼吸・低呼吸の程度や、肥満や糖尿病などの合併症の有無、本人の自覚症状、生活習慣などにより、治療法や治療にかかる時間なども変わってきます。
また睡眠時無呼吸症候群は、その原因からいくつかに分類されます。
喉周辺の気道が塞がるために起こる「閉塞性睡眠時無呼吸症候群(Obstructive SAS:OSAS)」が多数を占めますが、そのほかにも、何らかの理由で脳からの指令が滞って呼吸が止まる「中枢性睡眠時無呼吸症候群(Central SAS:CSAS)」や、漸増漸減する過換気に引き続いて中枢性無呼吸あるいは低呼吸が出現し、これを繰り返す特徴的な呼吸パターンを呈する Cheyne-Stokes 呼吸(CSR)があります。

睡眠時無呼吸症候群の治療
①生活習慣改善

まず肥満のために気道が狭くなっている場合では、体重コントロールが重要になります。
睡眠時無呼吸症候群と診断を受けた人は、主治医や栄養士による栄養指導や、運動プログラムの指導を受けられますので、できるところから生活を見直してみてください。急激なダイエットは続かないだけでなくリバウンドの危険性もあるので、バランスの良い食事と運動を組み合わせ、月に1~2kg程度、緩やかに減量していくのが理想的です。
飲酒も、見直したい生活習慣の一つです。

喫煙の習慣も、見直しが必要です。
喫煙は鼻腔などの上気道に慢性的な炎症を起こし、炎症によって粘膜が腫れて無呼吸が起こりやすくなります。そのため、睡眠時無呼吸症候群の治療として禁煙指導が行われるケースも多くなっています。最近は各地に禁煙外来も増えていて、禁煙補助薬によってニコチン濃度を徐々に薄めていき、辛い離脱症状を和らげながら無理なく卒煙するプログラムが一般的になっていますので、ぜひこの機会に禁煙を実現してください。
当院では、専門の医師による禁煙外来を受ける事が出来ます(保険適応です)

②睡眠時無呼吸症候群の治療

CPAPによる治療
中等度~重症の睡眠時無呼吸症候群の治療でもっとも一般的な方法は、CPAP(シーパップ:経鼻的持続陽圧呼吸療法)です。これは、一定の圧力の空気を送り出すマスクを装着して眠る方法で、空気の圧力によって気道を広げて睡眠中の気道の閉塞を防ぎ、無呼吸・低呼吸をなくします。
CPAPは安全性が高く、睡眠を改善する効果も安定して得られます。重症の睡眠時無呼吸症候群の患者さんでも、CPAPを装着して眠ると、一晩でも無呼吸やいびきがほとんどなくなり、中途覚醒が減って深い睡眠が増え、睡眠の質が格段にアップするケースが少なくありません。
CPAPによる治療を行うと、睡眠の質が向上して日中の眠気や起床時の頭痛、気分の悪さ、高血圧などが改善し、日中もすっきりとした頭で活動的に過ごせるようになります。そのため注意力低下による事故や労働災害のリスクが減少し、仕事の効率も上がります。
また生活のなかでの活動量や意欲が上がることから、体重をコントロールできるようになったり、糖尿病などの生活習慣病の改善につながるケースも多々あります。
もちろん生活習慣病や睡眠中の心臓への負担などが改善されると、心筋梗塞や脳梗塞といった命に関わる疾患のリスクも抑えることができます

※当院では、日本国内で保険適応の全メーカーCPAPの使用が可能です。

全メーカーCPAP

実際の治療イメージ
実際の治療イメージ

睡眠時無呼吸症候群のイメージ

③睡眠時無呼吸症候群の治療 マウスピースによる治療

マウスピースによる治療

④睡眠時無呼吸症候群の治療 外科的治療

外科的手術が必要と考えられるケース(例:小児扁桃腺肥大症)等は、連携大学病院等に、随時紹介加療を行っております。

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